ヴェンデット

誰なのかはわかりませんが、リクエストをいただいたので愉快なゾンビ集団ヴェンデットデッキについて書いていこうと思います。

f:id:miya_157:20190710163655p:plain

 

デッキレシピ・解説は以下へ。

 

 

f:id:miya_157:20190710163735j:plain

 

<デッキコンセプト>

純粋なヴェンデットデッキでそれ以上でもそれ以下でもないです。

 

海外先行でリリースされていたカテゴリー、ヴェンデット。

いつまでも心が中学2年生のぼくは復讐鬼とかダークヒーローとかそういうものがとても好きなので、これは組まざるを得ない……!とEXP17でのOCGへの輸入を心待ちにしていました。

が、しかし蓋を開けてみれば輸入されたのは一部のみという有様。

結局、当時どの構築を見ても不知火に気持ち程度ヴェンデット入れたものばかりでしたし、そうなる事も組む前からわかりきっていたので、やってられっか!って気持ちで1年待った結果がコレです。

 

個人的に「カテゴリーでちゃんと作りたいデッキ」と「混ぜ物として作りたいデッキ」って全く別だったりします。

ヴェンデットに関しては前者で、最近の例で言うとヴァレットは後者です。

あとは儀式だからと安直に儀式魔人や魔神儀を入れる構築も好きではなくて、それは「わざわざヴェンデット使わなくてもいいじゃん」なんですよね。同じ事やるなら影霊衣のが何倍も強いですし。

個人的な評価としてヴェンデットは「使ってて楽しいし面白い。そこそこ強いけれど、そこまでは強くはない」です。

所謂フリー用として使うのに丁度良い塩梅ではあります。

 

EXデッキは今も悩んでます。

昔はサモソがいたので儀式素材を供給することも容易だったものの、そうではなくなってしまったので、考え直したのが今の形です。

リンクだけに留めるより、融合シンクロエクシーズを交えるのが結構好きなので、簡易から出せるテセウスやチューナーがいるのでシンクロを出したりなどを狙える様な形になってます。

 

特筆した個性もなく、何の変哲もないヴェンデットデッキに仕上がりました。

 

 

 

<所感>

以前はもう少し罠が多い構築でしたが、現状の自分の考えに最適化したらこうなりました。ぶっちゃけるとまだ構築は悩んでます

 

テンプレ的なヴェンデットに寄った感はあるので、そこまで不もなく可もなく。

 

とにかくEXP18で輸入された下級の中ではストリゲスが群を抜いて使いやすいです。

ストリゲスのおかげでかなり柔軟な動きが出来るようになったと感じています。

 これだけヴェンデットカードがあればストリゲスは使いやすいですし、EXデッキのアンデットリンクをそれぞれ2枚ずつ採用してるのでアニマの制約も苦ではないです。

 

バースのレベル調整がある都合上、若干シンクロデッキ使ってるような感覚に陥るものの、シンクロデッキほど頭を使わずに回せます。

ある程度ルール覚えてきてちょっと変わったデッキが使ってみたいっていうビギナーにもオススメしやすいのかなと思ったりはします。

 

特徴がある構築でもないですし、パッと見で採用理由わかりそうなもの以外で、尚且つEXデッキでカテゴリー外のカードを採用した理由を以下に述べます。

 

 

焔凰神-ネフティス

残念ながらネフティスで使うよりヴェンデットの方が格段に使いやすいモンスター。

主な運用方法としてはバースで出したスレイヤーを自壊より前に墓地に送ることです。

 

儀式を1体のみ素材とした場合でも戦闘破壊耐性はつきますし、なんだかんだ戦闘破壊耐性っていうのは便利なもので。

突破できないデッキも昨今あまりないですが、これ1枚だけで結構耐えれる場面っていうのは何度かありました。

コイツを退ける為に除去札打ってくれるならそれはそれで儲けものです。

 

 

テセウスの魔棲物

簡易からアンデット1体を増やす要因として非常に重宝します。

アドヴェンデットやサッカーなどのリンク素材を召喚権使わずに確保できるのは召喚権をレヴナントとユニゾンビで食い合うヴェンデットにとってはかなり有用な1枚。

チューナーでもあるのでハリファの素材にもなるし、シンクロの素材にもなる。

前はスカーライトとかベエルゼとかが入ってたのでヘルハウンド+テセウスでLv8を作る事も少なくはなかったです。

 

ただし、ヴェンデット自体が動く事に対して要求枚数多いカテゴリーではあるので、あまりテセウスを出す事に注力してしまうと、事故りかねないので簡易融合は1枚になってます。

超融合とか入れたらまた話は変わりそうではあるなと思っています。

 

 

●リンクメイルデーモン

ヴァレルソードと入れ替えになる形でEXデッキに入りましたが、正直まだ未知数です

というのが現状まだデュエルで1度も出せていないから。

採用したいカードは他にもあるのでリストラ候補でもあります。

 

テストプレイをしにいったものの、妨害の多い蠱惑やカードパワーが違い過ぎるDDとしか対戦できていないので、コイツを出す事すら困難だったのが実情です。

 

役割で言えばビヨンドザホープ的な事、場持ちがそこそこ良いことを期待しているのですが如何せんまだ使っていないので具体的にどうだっていうのは述べられないです。

 

 

●双穹の騎士アストラム 

つよい。

 

 

 

 

◆総評

とにかく回してて楽しいです、それに尽きる。

コンセプトの辺りでディスった様な表現をしたものの、このカテゴリー自体はとても好きです。

 

前述の通りストリゲスのおかげでかなり柔軟に動けるので、儀式出来なくてもリンクで戦線維持して、儀式が来るのを待てるだけのポテンシャルは十分にあります。

流石は腐ってもアンデット族カテゴリー。腐ってるからアンデットなんだけれども

カテゴリー内の縛りもそこまで強い訳ではないですし、アドヴェンデットスレイヤーが実質アンデット全体の強化でもあったので、アンデットが強化されるにつれて相互扶助的な関係でパワーアップしていくと思います。

 

また、イラストがかっこいいですし、ストーリーや世界観もしっかり構築されているので、感情移入や愛着などが湧きやすいカテゴリーだと思います。

カオスソルジャーという前例はいるものの、墓地から儀式召喚というのが「アンデット族っぽさ」と「仇を討つまでは何度でも蘇る」みたいな執念を表しているかのようで、ヴェンデットというカテゴリーのコンセプトをバッチリ表現できているのも非常に好感が持てます。

 

「敵と同じ力を使って敵と戦う」、「悪を倒しても決して明確なハッピーエンドではない」っていう点では仮面ライダーに通ずる部分もあるので、ビビッと来る人もいるのではないでしょうか。

 

比較的安価に組めますし、組むデッキに悩んでる人も是非手にとってはみては如何でしょうか。

以上、ヴェンデットのデッキレシピ紹介および解説でした。